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新宿の区立小・中・特別支援学校では、夏休み期間中に工事を行い、最新のICT機器に更新されました。全普通教室に最新式の実物投影機や電子黒板機能付プロジェクターが設置されたほか、キーボード付タブレットPC(パソコン)2600台も導入され、児童・生徒が1人1台のタブレットを使用しながら授業を行う事も出来る様になりました。
区は以前より「新宿版教室のICT化」を進めており、平成21年度より3か年計画で、区立小中学校の全普通教室及び特別教室もプロジェクターの設置、実物投影機の導入、黒板のスクリーン兼用ホワイトボード化を行い、ICT教育環境の整備を行いました。
今回区が導入した最新式の実物投影機の特徴は、小型軽量で高画質な事です。容易に移動設置し使用できる事から、児童・生徒の机に投影機を設置すれば、机上のノートを映し出して、それをクラス全員で共有しながら授業を行う事も容易に出来るようになります。
また、これまでPCを使用した授業はコンピュータールーム等と呼ばれる専用教室で行われていました。タブレットPCの導入によりこれからは、場所を選ばず使用する事ができます。例えば、体育館に持ち込み、体育実技において児童・生徒同士で撮影し、画像や動画を見ながらグループで改善点の検討をしたり、自分自身の動作を客観的な視覚で見たりでき、実技の上達に役立てる事ができます。また、1人1台使用可能な台数が配備されたことにより、個別状況に対応したデジタル教材(内容をデジタル化した教科書や問題集などの副教材)を使用し、習熟度別学習ができるようになります。
タブレットPCについて公明党は平成27年9月の議会質問で取り上げるなど、導入に向けて取り組んできました。また、ICT教育は機材や環境の整備だけで学習効果を高める事はできず、環境を活かす教員のスキルが重要な事から、本年9月の議会でも、教員に対する最新ICT機器やタブレット端末についての研修を充実する事や、機器の使い方などをサポートする「ICT支援員」を十分に派遣し、教員だけではなく、児童・生徒にも積極的に使い方の指導ができるように体制の整備を要望しました。労支援「若者ワンステップ応援事業」の実施や「無料で使える公衆無線LAN 」の整備、「1支援や若者に焦点実現したのが今回の「しんじゅく若者会議」です。
新宿区は夏目漱石が生まれ育ち、その生涯を閉じた町です。漱石は晩年の9年間を早稲田南町の「漱石山房」と呼ばれた家で過ごし、「こころ」など数々の作品を執筆しました。記念館はその地に建設され、書斎や客間などは再現展示もされています。
【展示】新宿区所蔵の漱石の草稿や書簡、初版本などが展示されています。
【図書室】 漱石作品や関連図書を館内で閲覧できます。(約3000冊)
【ブックカフェ】 漱石作品や関連図書を読みながらオリジナルメニューを楽しめます。
【ミュージアムショップ】 漱石や漱石山房ゆかりのオリジナルグッツを販売
【所 在 地】 新宿区早稲田南町7番地
【開館時間】 午前10時〜午後6時(入館は5時30分まで)
【休 館 日】
○月曜日(休日の時は次の休日でない日)
○年末年始(12月29日〜1月3日)
【観覧料(通常展)】
【一般】 300円 【小学生・中学生】 100円
【団体(20人以上)】 個人の観覧料の半額
記念館ホームページ http://soseki-museum.jp/
全ての人々が地域の中に居場所を得て、社会参加を続けられるような取組みを進めることで、障がいを持つ方や、その家族も自己実現を図っていける。人口呼吸器等を使用し経管栄養等の医療ケアが必要な障がい児(医療的ケア児)は新しいカテゴリーとも言われており、医療の進歩を背景に近年増加している。先日、医療的ケア児の保護者の方と懇談し、「支援のあり方が現状にそぐわなくなっている」、「支援を受ける選択肢がない」等の話を聞いた。いわゆる医療的ケア児の方への支援を検討すべきでは。
状況に応じた専門的ケアや一時的なケアの代替サービスであるレスパイト等の多様なニーズに対し、医療、保健、福祉、保育、教育等の各行政部署が事業所等関係機関と連携し、支援の仕組みを確立することが必要。第1期障害児福祉計画では、協議の場を設置し、医療的ケア児も通所できる児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所を区内に確保することも成果目標として掲げて、計画的に進めていく。
マンションの自主防災組織結成の促進を
マンションを含む共同住宅は区の主要な居住形態である。マンションの自主防災組織と町会・自治会・商店会等の地域の各種団体とが連携を強化し、災害時の地域の防災対応力を向上すべき。マンション住民に対し自主防災組織を結成するための促進計画は。
平成30年度からの第一次実行計画では、マンション自主防災組織への助成制度等も検討し、効果的・効率的な支援を実施していく。
新生児が出産後に遺棄され、死に至る事件が全国で発生している。平成27年度に国が把握した心中以外の虐待を受け死亡した子どもの数は52人で、その内0歳の死亡人数は30人。虐待死に至るケースの多くは、妊娠による悩みや不安が募り、精神的に追い込まれて起こっている。区では妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を実施しているが、支援の多くは妊娠届を提出してから始まるため、相談支援が届きにくい方たちがいるのが現状である。思いがけない妊娠など、様々な理由で悩みを抱えて孤立している妊婦を、相談支援に繋げる体制の強化を。
思いがけない妊娠をした方は、行政の相談窓口に自らはつながろうとしない傾向もあるため、支援活動を行うNPO等の関係機関との連携を進めるとともに、保健センターや「妊娠相談ほっとライン」を含めた多様な相談窓口を、区のホームページ等でわかりやすく周知していく。
家庭の事情でスポーツを我慢せざるを得ない子どもへの区の支援のあり方を含めて、区内の子ども達にスポーツを体験する機会の提供や楽しめる環境を充実させるべき。体育協会の活動に対する区の支援とは。
区は、事業の後援、施設の優先利用等、体育協会の主体的で安定した運営を図るため教育委員会等と連携して支援する。
@第一次実行計画素案にある歩道の休憩場所としても利用できる腰掛防護柵に区政情報を発信する工夫をしては。A補助72号線の道路整備について「歩きたくなるまち新宿」の更なる推進のため道路標識の設置を。
@区政情報を発信する内容を含め、どのような工夫ができるか検討する。A最寄駅までの距離などを表示した標識設置を道路整備に合わせて検討する。
一般質問 有馬 としろう
@ホームドアの必要性が高い西武新宿線高田馬場駅の設置補助と使用開始の目め処どは。A中井駅付近から高田馬場駅間の開かずの踏切対策への取組みを。
@平成30年度から2年かけて補助を予定。早期の設置に向け西武鉄道に働きかける。A現在未施工の連続立体交差等の都市計画のあり方を検討しつつ、遮断時間の短縮化など短期的な踏切対策も西武鉄道と検討する。