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今夏は東京で史上最高の気温40度を超えるなど、猛暑が続きました。
公明党は9月19日に行われた議会において、区内小中学校体育館に冷暖房等空調設備の設置について質問。学校では暑さの為に体育館の使用を中止する状況があり、また、学校体育館は大規模災害時に地域の避難所として使用される事から、冷暖房等空調設備の設置を強く求めました。
公明党の提案を受け、区長と教育委員会は「各学校の設備、体育館の立地条件等を調査し、武道場を含めた屋内運動場(体育館)への空調整備の方法について検討を進めていく。」と表明。更に21日より行われた決算特別委員会において「来年の夏を目標と定め、計画的にすべての小中学校において空調設備の整備をしてもらいたい。」と公明党が改めて全学校体育館への速やかな冷暖房設備の設置を要望したのに対し、吉住区長は「すべての学校に設置をする方向性は持っていく。」と述べ、学校の構造や強度、都や国の補助金など財政的な不確定要素はあるが前向きに進めていくとし、先ずは学校の構造上、各教室への給食配膳が難しく、体育館において全校給食を行っている牛込第一中学校から整備を開始すると表明しました。
公明党は熱中症対策として、体育館の冷暖房設備の設置とともに学校プールに日よけの設置を求めました。教育委員会は公明党の要望に対し、テント地を使用し日影をつくるなどの方法により日よけの設置を進めると答えました。
今夏は世界各地で記録的な猛暑が広がり日本でも7月中旬以降は35度以上の猛暑日となる地点が相次いだため、プールや屋内運動場を使用中止にする学校があった。 ①来夏に向けて、プールサイドに日よけ等の器具を設置したらどうか。②屋内運動場に空調を整備すべきでは。
①プール指導で日よけ等の設置は必要。各施設の状況に合わせた手法を検討する。②児童・生徒の安全な教育環境の実現はもとより、災害時の避難所機能向上のためにも屋内運動場に空調整備は必要。牛込第一中学校屋内運動場は、大規模改修を行わずに空調整備可能なため、空調整備を進める。また、各学校の設備、立地条件等を調査し、武道場を含めた屋内運動場の空調整備の方法等を検討する。
我が国が迎える超高齢社会は、健康寿命と平均寿命の差をいかに縮めるのかが最重要課題。要介護になる前段階のフレイル状態からでも、生活機能の維持向上が可能であることが分かってきた。フレイル状態の改善・予防には高齢者が自発的に生活行動を継続して実践することが重要であり、身近な地域で取り組める環境の整備が必要。そのため、地域支え合い活動をフレイル予防・対策の3つの柱社会参」 「栄養」 「運動 」「参加」での視点で眺め直しては。
改めて3つの視点で既存の事業を点検・整理し「 (仮称 )しんじゅく100歳トレーニング」や「新宿ごっくん体操」の普及啓発と相互に関連づけて展開し、区民が身近な地域で、生活機能の維持向上や社会参加ができる環境づくりを推進する。
※【フレイル】加齢とともに運動機能や認知機能が低下していること
少子高齢化が進む中、女性が輝く社会実現のため安全で安心して児童を預けられる環境整備が必要。7月1日現在、区立学童クラブは27所で定員1,365人に対し登録者数は1,663人であり、私立学童クラブは3所で定員120人に対し登録者数は124人である。中町学童クラブのように定員、よりも登録者数が大幅に多い学童クラブもあるが、学童クラブの環境整備について区の考えは。
学童クラブの定員は、学童クラブ室の面積により設定している。中町学童クラブは、児童クラブ室の面積により設定している。中町学童クラブは、児童館スペースを活用しても学童クラブ専用スペースが不十分な状況のため早急に対応を検討する。
これまで都立特別支援学校は乗車中の医療的ケアを要する児童・生徒のスクールバス通学は安全確保が困難との理由で乗車を認めなかったが、本年9月より専用スクールバスの運行を開始した。乗車する看護師の確保が困難など課題は多いが、準備が整えば順次運行を開始するとのこと。新宿養護学校は、都内で唯一の区立肢体不自由特別支援学校として教育の機会を提供してきた。これまでの歴史や実績から鑑みても医療的ケアを要する児童・生徒の教育の機会を広げる責任がある。都立学校の専用スクールバス運行開始を踏まえ、区の考えは。
今後入学する児童の動向を見据え、安全最優先に児童・生徒、保護者の課題に的確な支援方法の確立が必要。保護者と学校の協力のもと、都の取組み状況等に注視し検討する。
①東京メトロのエレベーター設置工事の進捗状況は。②神楽坂商店街振興組合より要望を受けている赤城神社参道の区道について、区の考えは。
①現在エレべーターを設置するビルの建設工事などを進めている。今後ビルや連絡通路の内装や設備などの工事を行い平成31年3月に供用開始予定とのこと。②地元の皆様と共に取り組んでいく。
先日、「薬王寺地域ささえあい館」で※1プロボノ入門セミナー」に参加したが、様々な世代の方が熱心に耳を傾ける姿に「地域支え合い活動」の理念の体現を感じた。人気漫画「※2大家さんと僕」にあるようなほっこりエピソードを集めることで周知と参加を促したらどうか。
ご提案も参考にしながら、「ささえあいのまち新宿」をめざし、活動の推進に取り組む。
※1【プロボノ】各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。
※2【大家さんと僕】新宿の一軒家で87歳歳の大家さんとの日常を描いた漫画。
第22回「手塚治虫文化賞短編賞」受賞