6月21日、新宿区議会公明党は吉住区長に対し
「ブロック塀等の危険箇所の改善を求める緊急要望」を行いました。
6月18日に発生した震度6弱の大阪北部地震では児童が学校ブロック塀の下敷きとなり、また、80歳の男性が民家の壁の崩落により犠牲となる痛ましい事故が起こりました。
公明党は区長に対し小中学校等区有施設と通学路における安全総点検の実施と危険個所における改善策を講じることを要望、新宿区は区立学校の緊急点検を実施いたしました。
ブロック塀等の緊急点検を実施した施設は区立学校全40校(小中学校、特別支援学校)と区立幼稚園14園。点検の結果、建築基準法に不適合にあたる学校が5校(津久戸小、市谷小、落合第四小、牛込第一中、落合第二中)。ブロック塀ではないが劣化状況から安全対策が必要な学校が1校(牛込第三中)ありました。
ブロック塀に関する建築基準法では塀の高さ上限は2.2mに定められており、1.2mを超える塀には3.4m以下の間隔で「控え壁」と呼ばれる補強の設置を行う事となっています。今回の点検では高さ制限を超える塀はありませんでしたが、「控え壁」未設置の塀が見つかりました。区は塀の除去など安全対策を緊急に行います。
地震の際に倒壊して歩行者などを傷つける危険性のある塀(道路に沿って設けられ、高さ1m以上のも)を除去する費用の一部を助成します。
お問い合わせ新宿区 都市計画部-防災都市づくり課 電話03-5273-3829〔耐震担当〕
新宿区 都市計画部-防災都市づくり課
電話03-5273-3829〔耐震担当〕
http://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/seibi01_000110.html