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議会だより

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新宿区議会第4回定例会が、11月26日から12月7日まで開かれました。

区議会公明党として、現在の新型インフルエンザについて、
子どもの罹患率が高く、重症患者の割合が成人よりも多い状況から、
「子どもの新型インフルエンザワクチン予防接種の無料化についての要望書」を、
11月25日中山区長へ提出し、無料化実現への道筋をつくりました。(要望書は全会派一致で提出されました。)

代表質問 鈴木ゆきえ

在宅療養体制の整備促進について

質問 在宅療養体制の整備促進は、新宿区高齢者保健福祉計画の重点取り組みの一つ。21年度からスタートしているが、計画の進捗はどうですか。
区長 在宅療養相談窓口を5月に開設。10月24日にシンポジウムを開催し、介護従事者在宅療養研修を3回実施しました。
質問 安心して療養生活を送るために、「かかりつけ医」をもつことと、地域での医療連携を促進すべき。
区長 大変重要であると認識。区民への普及啓発や医療連携の仕組みを強化します。

借上型区立住宅の契約期間満了に伴う対応について

質問 借上型区民住宅は、契約期間満了後も借上げを継続するなどの対策が必要であると思いますが?
区長 引き続き借り上げていくことなどの対応を検討していきます。
また借上型区営住宅も、セーフティネットとしての役割は引き続き重要であり、同様に対応を検討します。

住宅の相談を受ける新宿区議団


高齢者の住宅問題について

質問 住まいの安定確保として、賃貸住宅に住む高齢者に対して民間活力を活かした経済支援策など必要ではないか?
区長 「高齢者円滑入居賃貸住宅」や「高齢者専用賃貸住宅」など民間活力を活かした制度の普及促進について、検討を進めていきます。
 
質問 「新宿モデル」といわれる支援付き住宅の構築に取り組むべきでは?
区長 「ケア付きすまい」は、高齢期の新たな「すまい」の選択肢として考えられます。今後、ケア付きすまいについては、住宅まちづくり審議会のご意見を伺い、検討していきます。

学校の教師の多忙感、その改善策について

質問 教師が多忙となり、子どもに向き合う時間が少ないのでは? 
教育長 ICT(情報通信技術)導入により、具体的な校務の軽減を図ります。
質問 副校長の負担を軽減すべきでは? 
教育長 試行的に、小学校2校に非常勤職員を配置しました。今後も、学校現場が教育活動に専念できる環境を整えます。

●その他に「今後の税収動向と財政運営について」「商店街の活性化について」「保育園の待機児童対策について」「子宮頸がん予防ワクチンについて」「がん教育の推進について」「連携教育の推進について」等を質問しました。

一般質問 くまがい澄子

文化創造産業について

質問 何を文化創造産業とするのか、対象となる産業を明確にすべきでは?
答弁 「エンターテイメント」「コンテンツ」「ファッション」「デザイン」「音楽」に関わる産業を対象と考えています。 
質問 事業者の創業意欲に応えていくために必要なインキュベーション施設はどこに設置するのか? 
答弁 シルバー人材センター跡地に確保します。

一般質問 野もとあきとし

福祉のまちづくりについて

質問 区は、「災害時の救護活動に必要な情報の提供に関する協定」を区内3消防署と締結。命を守る観点から、こうした情報を災害対策として積極的に有効活用すべきでは?
答弁 情報公開・個人情報保護審議会の意見を聴いたうえで、災害時の地域本部となる各特別出張所に備えます。
質問 福祉施設等の配置や高齢者総合相談センターの人員増員については、どのような基準で行われるのですか? 
答弁 人口、高齢化率、要介護等認定者が均衡するように、区内を東、中央、西の3圏域にわけて整備を進めています。来年度に機能強化する高齢者総合相談センターについても地域の情報を活用して、人員をおおむね倍増する予定です。